作家紹介
笠間焼の重鎮から、新進気鋭の若手作家まで。
それぞれの作品同様、笠間焼作家は皆、個性が光る人たちばかり。
そんな個性豊かな作家たちの作品にかける想いを覗いてみましょう。
小川 甚八Jinpachi Ogawa
陶歴
- 1949年千葉県木更津市生まれ
- 1972年ロクロ師・渡辺力氏に成形技術を学ぶ
- 1974年渡辺六郎先生に師事
- 1976年茨城県笠間市に築窯
MESSAGE
日本でもトップクラスの技術を誇る作家です。ロクロ成形技術はもちろん、釉薬はすべてオリジナルで調合し焼成しています。修業を重ね熟練した本物の技が光る作品は、日本の厳選された器の選定を受け、ロサンゼルス、ロンドンなど世界の各地へ運ばれました。世界一の認定をうけたデンマークのレストラン「ノーマ」が日本にやってきた際にも、甚八急須は使われました。新聞、雑誌の記事では急須の甚八という名でよばれることが多いですが、急須以外にも日々使える器を作陶しています。甚八窯のWebサイトはhttp://www.jinpachigama.com